早稲田松竹にて鑑賞。
思ったよりも小ぎれいな映画館。最近改装したって感じの。入ったときは「スクリーンちいさいかな」と思ったが、席に座って
映画が始まるとそんなことはなかった。席の前のスペースもたっぷりとってあるし、居心地がよかった。
『ザ・ウォード 監禁病棟』(ジョン・カーペンター/2010)
話としてはあまり好きじゃないパターン。この手のものは本当に騙されないと納得できないし、もう何度も見てきたので、飽きてます。
しかし、この映画はストーリーがどうの、こうのというのでもないですね。恐怖と痛覚の描写、観客をビックリさせようという演出はさすが。精神病院の隔離病棟に若くてピチピチの女の子ばかりがいるという設定も楽しい。
観た後で人に聞いたのだが、この女の子たちの一人がメリル・ストリープの娘だという。言われてみれば似てる。ちょっと残念な遺伝かもしれないけど。でも、演技はうまかった。
『ゴーストライター』(ロマン・ポランスキー/2010)
よくできたサスペンス。ウェルメイド。なので、とくに云うことはなかったりする。
作中、主人公が雨宿りに民家の軒先を借りていると、老人が家の中から出てきて「英国人か?」といろいろ話し出すシーンがよかった。おじいさん、表情がほんとに楽しそうだった。